京都橘が5年連続の選手権出場、初戦で市船との“U-19代表対決”が実現! 全48代表校が出揃う
京都橘FW岩崎と市船DF原のU-19日本代表が、1回戦で対戦へ
年末年始の風物詩、全国高校サッカー選手権で唯一代表校が決まっていなかった京都府大会決勝が23日に行われ、U-19日本代表で京都サンガ入団内定のFW岩崎悠人を擁する京都橘が京都産大附高を1-0で下し、5年連続6回目の全国切符を手にした。これによって本大会1回戦で、今夏の高校総体王者・市立船橋(千葉)との激突が確定した。
FW小屋松知哉(現名古屋グランパス)やGK永井建成(現ロアッソ熊本)らJリーガーを輩出し、関西圏で強豪校の地位を確立しつつある京都橘だったが、この日は相手の堅守に苦しめられた。しかし後半28分に奪った虎の子の1点を守り切り、1-0で勝利した。この結果、全国48代表の座が決まった。
21日に先立って行われていた組み合わせ抽選会では、京都府代表は市船との対戦がすでに決定している。市船には岩崎とともに10月のAFC U-19アジア選手権で日本をこの世代初のアジア制覇に導いたメンバーで、アルビレックス新潟入団が内定したU-19日本代表DF原輝綺、また湘南ベルマーレ入団内定の主将DF杉岡大暉という高校サッカー随一のセンターバックコンビが君臨する。
全国の大舞台で上回るのは、アジアを席巻した岩崎の俊足か、それとも原の堅守か――。世代別代表が直接対決する注目の初戦は12月31日、フクダ電子アリーナの第1試合、12時5分のキックオフとなる。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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