アーセナル冨安、実践復帰はセンターバックでアピール成功? 英注目「開幕に貢献する準備ができている」

アーセナルの冨安冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルの冨安冨安健洋【写真:Getty Images】

MLSオールスターチームとテストマッチで途中出場

 イングランド1部アーセナルは現地時間7月19日にアメリカでMLSオールスターチームとテストマッチを行い、5-0で快勝した。この試合では膝の手術を受けて今年3月から長期離脱していた日本代表DF冨安健洋が途中出場で実戦復帰を果たした。現地メディアは「開幕に貢献する準備ができている」と冨安の復活を報じている。

 アーセナルは前半5分にFWガブリエウ・ジェズスの先制ゴールを皮切りにゴールラッシュを展開。新加入のドイツ代表MFカイ・ハフェルツにもゴールが生まれるなど大量5得点を挙げ、ウェイン・ルーニー監督率いるMLSオールスターチームを圧倒した。

 冨安は今夏の目玉補強であるイングランド代表MFデクラン・ライスらとともに後半20分から途中出場で実戦復帰を果たした。アーセナル加入後の主戦場となっているサイドバックではなく、左センターバックとしてピッチに立ち、さらに終盤のDFオーストン・トラスティー投入後は右センターバックに回った。

 英メディア「フットボール・ロンドン」は選手採点でおよそ25分間の出場だった冨安に及第点の6点をつけ、「膝の怪我からの復帰戦で左センターバックとしてプレーし、その後に右センターバックに移って多才さを示した。彼の復帰が見れたのは素晴らしいことだ。来シーズンの開幕に貢献する準備ができている」と評価した。

 昨季の冨安は左右の両サイドバックをカバーする貴重な存在としてミケル・アルテタ監督からも重宝されていたが、負傷によって終盤戦を棒に振った。完全復活に向け、センターバックとしてもアピールしていた。

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