アーセナル、5発快勝を飾った米ツアー初戦を英紙採点 英代表FWに最高評価…復帰した冨安の点数は?
英紙「デイリー・メール」による選手採点で途中出場の冨安は6点に
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間7月19日にメジャーリーグサッカー(MLS)オールスターチームとテストマッチを行い、新戦力のドイツ代表MFカイ・ハフェルツの初ゴールなどで5-0と快勝した。膝の手術により長期離脱中だった冨安も、後半から途中出場で実戦復帰を果たした。
アーセナルはウェイン・ルーニー監督率いるMLSオールスターチームを序盤から圧倒した。前半5分にブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがペナルティーエリアの外から巧みなループシュートを決めて先制すると、同23分にはベルギー代表FWレアンドロ・トロサールの強烈なミドルシュートでリードを広げた。
後半に入ると2分にイタリア代表MFジョルジーニョのPKで3点目をゲット。同39分にはカウンターからブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリがゴールネットを揺らした。そしてトドメの5点目を決めたのは今夏に加入したハフェルツだった。エリア内で胸トラップから左足の強烈なシュートを叩き込んだ。
ミケル・アルテタ監督は後半20分から目玉補強のイングランド代表MFデクラン・ライスやオランダ代表DFユリエン・ティンバー、長期離脱中だった冨安らを投入。多くの選手に出場機会を与えつつ、試合には快勝した。
英紙「デイリー・メール」による選手採点で、トップは先制点の起点になるなど右サイドから再三チャンスメイクをしていたイングランド代表FWブカヨ・サカで9点だった。攻撃陣を引っ張るエースがコンディションの良さを窺わせた。
さらに華麗なシュートで先制点を挙げたジェズスが8点で続き、冨安同様に昨季終盤戦は怪我に泣いたフランス代表DFウィリアム・サリバとFWエディ・エンケティアの2人が7.5点、トロサールが7点で続いた。およそ25分間のプレーだった冨安ほか9人と並ぶは6点が付けられていた。
アメリカツアー中のアーセナルは22日にマンチェスター・ユナイテッド、そして26日にバルセロナとテストマッチ行う予定となっている。