来日中セルティックが驚いた日本の文化「7時3分と宣伝」 “時間通り”の電車にも衝撃「やはり守った」

来日中のセルティック【写真:徳原隆元】
来日中のセルティック【写真:徳原隆元】

セルティックは横浜FM戦で4-6と敗戦

 スコットランド1部セルティックは7月19日、日産スタジアムでJ1の横浜F・マリノスと親善試合を行い4-6で敗戦した。ジャパンツアーでは22日にガンバ大阪とも対戦を控えているなか、クラブは公式ホームページで日本滞在の細かな情報を公開。横浜FM戦当日に驚いた日本文化を明かした。

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 試合はセルティックが前半、FW前田大然による凱旋ハットトリックで3-2とリードして折り返す。しかし、後半に入り横浜FMが得点を量産。セルティックもアディショナルタイムに1点を返したものの、トータルスコア4-6で敗戦となった。

 セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は「類いまれなパフォーマンスを見せて運動量も多かった」と前田を絶賛した一方、盛り返した横浜FMについて「全体としていいチーム。だからこそリーグでも好調なのだろう。魅力的で攻撃的、システマチックなプレーもするのでいい印象を受けた」と賛辞を送った。

 この一戦の前、クラブスタッフはナイター開催だったこともあり、横浜から電車で渋谷を訪れたという。公式ホームページ内では「有名な渋谷スクランブルまで行きました。そこでは、途方もなく高い広告板があり、歩行者と複数の車道がぶつかっています」と驚きをもって伝えられている。なかでも衝撃だったのは“日本の電車”のようだ。

「日本では物事の時間が正確だと言われているが、電車で味わいました。すべてが時間通り。スタジアムでもすべていつ起こっているのか、選手が試合に向けてポジションにいつ就く予定か正確に説明するメモがホールにいっぱいあり、再び驚かされました。午後7時というキックオフ時間でさえ、ここでは7時3分と宣伝されていました。そして、彼らはやはりそれを守ったのです」

 日本の電車は時間通りであることは世界的にも有名だが、実際に体験することでその驚きは何倍にもなったようだ。

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