サンペールが日本語でお別れ サポーターへの感謝と“神戸愛”に感激の声「泣かすなよ」「一生忘れません」
自身の公式SNSでサポーターのエール動画とともに公開
スペイン人MFセルジ・サンペールは、7月16日に行われたJ1リーグ第21節・サガン鳥栖戦を最後に、ヴィッセル神戸を退団した。試合から数日経った19日に自身の公式SNSで日本のファン・サポーターへの感謝を改めて語っている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
サンペールは2019年3月、下部組織時代から一筋で過ごしてきたスペイン1部FCバルセロナとの契約を解除し、神戸に完全移籍した。22年3月に右膝前十字靱帯損傷で手術(全治8か月)を受け、今季はルヴァンカップでの出場のみとなっていたなか、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの退団に続いて、契約解除の運びとなった。
鳥栖戦を前にピッチに立ち、サポーターらに向けて退団の挨拶を行ったサンペール。後日、退団への思いを自身の公式インスタグラムで改めて伝えている。
動画の冒頭で、サンペールは「言葉がないくらい、ここで過ごした年月すべてを語ることはできません」と日本語のメッセージを披露。続けてスペイン語で、自身の神戸に対する思いを話している。
「日本に来る前は、こんなにも幸せな生活を送れると想像もしていませんでした。皆さんがどれだけ歓迎してくれて、私を特別な存在に感じさせてくれたか。ファンの皆さん、長い間ありがとうございました」
ファンへの感謝を口にしたサンペール。サポーターの歓声のムービーに乗せ、お世話になったクラブ、チームメイト、スタッフへの大きな謝辞を述べつつ、「これからも、そしてこの先も私は皆さんの一員です」と続けた。
最後にサンペールは日本語で、別れの動画を締め括っている。
「どこにいてもずっと、応援しています」
感動的な動画に対し、ファンも「泣かすなよ」「私達に沢山の愛をありがとう」「貴方の笑顔は皆に幸せをもたらせます」「我らが神戸の誇り」「いつかまたここで逢いましょう」「一生忘れません」といった温かいコメントが多数送られていた。