鹿島が金崎の一撃で下剋上! 年間2位の川崎を1-0で撃破し、CS決勝に進出
気迫のダイビングヘッドで、年間3位の“常勝軍団”が勝ち抜く
百戦錬磨の鹿島が“下剋上”を果たした。Jリーグチャンピオンシップ準決勝、川崎フロンターレ対鹿島アントラーズの一戦が行われ、FW金崎夢生の決勝点で1-0と勝利。浦和レッズとの決勝戦へと駒を進めた。
川崎はMF中村憲剛がスタメン落ち、日本代表MF大島僚太、FW小林悠がベンチからも外れ、対する鹿島も日本代表DF植田直通がベンチ、MF柴崎岳がベンチ外となったなかでのキックオフとなった。
試合は前半4分、鹿島のCKをしのいだ川崎がカウンターを発動。FW長谷川竜也のクロスを、この日2列目スタートのFW大久保嘉人がボレーで合わせた。ジャストミートこそしなかったものの、これがファーストシュートとなった。対する鹿島は鋭い出足で川崎のポゼッション封じに出て、FW土居聖真、金崎の2トップを生かすショートカウンターを狙った。
すると同21分にアクシデントが起こる。最終ライン裏を狙った長谷川が左足ハムストリングを痛め、途中交代。川崎は早くも“切り札”の中村憲を投入することになった。その投入直後から両チームがフィニッシュまで持ち込む場面が立て続けに発生し、堅かった展開が動き始めたものの、スコアレスで前半を折り返した。
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