「J1タックル率ランキングTOP20」 1位は意外にも川崎の… ベテランも健在、成功率トップは鹿島DF
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▼選手編
[パス数TOP20] [クロス数TOP20] [ドリブル数TOP20] [空中戦数TOP20] [タックル数TOP20] [失点誘発ミス数TOP20] [ペナルティーエリアへのパス数TOP20] [ゴール関与数TOP20]
▼チーム編
神出鬼没の攻撃参加が魅力の川崎DFエウシーニョが、豊富な運動量で守備でも貢献
今季のJ1リーグ戦が終了したなか、「Instat」社のデータを基に「タックル数ランキングTOP20」を発表する。1位に輝いたのは、意外にも“守備専”ではなく、神出鬼没の攻撃参加が魅力の川崎フロンターレDFエウシーニョだった。リーグ屈指の攻撃力を誇る川崎にあって、右サイドから局面を打開するこのブラジル人は、豊富な運動量で守備でも貢献。球際で単に寄せるのではなく、果敢にボール奪取を図るアグレッシブさが高い数値の要因になったと言える。
2位はアルビレックス新潟のMFレオ・シルバだ。「ボール奪取の達人」として知られ、多くの人のイメージ通りのタックル数を誇る。回数では1位のエウシーニョを下回ったものの、成功数では上回っており、狙いを定めた際の狩人ぶりが光る。
日本人トップは3位に入った横浜F・マリノスのMF中町公祐。続いてヴァンフォーレ甲府のMF稲垣祥がランクインした。ともにリーグ屈指の運動量を誇り、広範囲をカバーしながらピンチの芽を摘んでおり、最終ラインからすればありがたい存在に映ったはずだ。
5位タイで3人のDFが並んだ。いずれの選手も球際で激しく寄せる場面が目立ち、リスクを冒しながらも鋭い出足で巧みに奪い取る形も多かった。12位タイはガンバ大阪の今野泰幸と鹿島アントラーズの小笠原満男。ベテラン2人の経験に裏打ちされた読みは圧巻で、円熟の域に達している。