アーセナルSB今夏退団? セルティック復帰浮上…54億高額資金ネックも「何が起こるか分からない」

アーセナルでプレーするキーラン・ティアニー【写真:Getty Images】
アーセナルでプレーするキーラン・ティアニー【写真:Getty Images】

DFキーラン・ティアニー、恩師ロジャーズ監督率いる古巣復帰も?

 スコットランド1部セルティックが、今夏の移籍市場でスコットランド代表DFキーラン・ティアニーの獲得に動く可能性があるようだ。英紙「メトロ」が報じている。

 セルティックの下部組織出身のティアニーは、2500万ポンド(約45億円)で2019年にアーセナルへ移籍。左サイドバック(SB)の主力としてプレーしてきたものの、2022-23シーズンはリーグ戦6試合の先発にとどまり、今夏の移籍市場では放出の可能性が伝えられている。セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、セルティックがティアニーを再獲得する可能性を除外しなかった。

 アーセナルは昨夏、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコを獲得し、レギュラーに定着。その結果、ティアニーは出場機会を失った。ティアニーは、ロジャーズ監督が率いていたセルティックでレギュラーだったこともあり、再獲得が噂されている。ロジャーズ監督はこの件に関してこうコメントしている。

「私が戻って来たことで、多くの選手が紐づけられている。私が唯一、知っているのはキーランが私と同じで、ここでの時間を愛していたということだ。プレミアリーグにいた当時、彼と会うと毎回、私たちはセルティックの話をした。彼はセルティックの男だが、今はアーセナルという素晴らしいクラブにいる。

 ただ、サッカーでは、起こり得ないことはない。何が起こるかなんて、誰が言いきれるだろうか。2500万ポンドから3000万ポンド(約54億円)でキーランを買い取ることは無理だ。それは確かだ。現在の高額な給料を支払うことも難しいだろう。それでも、何が起こるかは誰にも分からない」

 ロジャーズ監督は、獲得の可能性はかなり低いことを示唆しつつも、復帰の可能性がゼロではないと主張。同監督は、「すでに左SBには良い選手が何人かいる」と現有戦力に満足している様子を窺わせつつ、かつての教え子復帰の可能性について「どうなるかは分からない」と、見解を示した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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