独1部ブレーメン、明治大4年・佐藤獲得に喜び 「以前からマークしていた」才能を高評価

佐藤恵允はブレーメンのU-23チームでプレー【写真:Getty Images】
佐藤恵允はブレーメンのU-23チームでプレー【写真:Getty Images】

大学からJリーグを経ず異例の海外移籍が決定、U-23チームに加入へ

 明治大学4年のU-22日本代表FW佐藤恵允が、ドイツ1部ヴェルダー・ブレーメンに加入すると同大学より発表された。ブレーメン公式サイト上によると、佐藤はU-23チームに加わることになるといい、強化担当者は「非常にエキサイティングな選手だ」と評している。

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 明治大の10番を背負う佐藤は、大岩剛監督率いるパリ五輪世代のU-22日本代表メンバーにも名を連ね、昨年9月、今年3月の欧州遠征にも選出された。3月の欧州遠征ではドイツ戦、ベルギー戦で2試合連続ゴールを決めるなど好アピール。来年の五輪本大会メンバー入りも視野に入る逸材だ。

 ブレーメンの公式サイト上でも加入決定が発表。佐藤はU-23チームに加わることになり、強化担当の責任者であるクレメンス・フリッツ氏のコメントも載せられ、「我々は以前から彼のことをネットワークを通じてマークしていましたし、U-21日本代表でも集中的に視察していました」と、獲得までの経緯が明かされた。

 佐藤のポテンシャルに関して、フリッツ氏は「とても機敏で、フィールドで捕まえるのはほとんど不可能だ。彼のインテンシティーと試合中のアクティブな動きは非常に高い。そのため、我々にとって非常にエキサイティングな選手だ」と高評価。獲得に至った喜びを伝えている。

 なお、大学からJリーグを経由せず異例の海外移籍を果たしたケースは、名古屋グランパスMF長澤和輝(専修大→1.FCケルン)、横浜F・マリノスDF小池裕太(流通経済大→シント=トロイデン)、FC東京MF渡邊凌磨(早稲田大→インゴルシュタットU-23)などがある。

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