1-0とセビージャがリードするも、ここから厳しい判定が相次ぐ

　日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャは、22日のUEFAチャンピオンズリーグの本拠地ユベントス戦で1-3の逆転負けを喫した。セビージャの先制点を生んだDFニコラス・パレハは「主審が試合の流れを変えた」とイングランド人レフェリーのマーク・クラッテンバーグ氏に対する不満を爆発させている。英メディア「FourFourTwo」がパレハのコメントを伝えた。

　引き分け以上でグループステージ突破が決まるセビージャは、イタリア王者を相手に首尾良く先制ゴールを奪った。前半9分、CK（コーナーキック）の2次攻撃から相手のクリアボールをDFパレハがミドルシュート。ブロックに来るユベントス守備陣の人垣をすり抜けたボールに名手GKジャンルイジ・ブッフォンも反応が遅れてゴールに吸い込まれた。このゴールで、セビージャが1-0とリードを奪った。

　しかし、ここからセビージャに厳しい判定が相次いだ。前半36分にFWフランコ・バスケスが2枚目のイエローカードを受けて退場処分になると、同アディショナルタイムには相手CKの際にポジションの取り合いを巡り、DFレオナルド・ボヌッチが倒されたとしてユベントスにPKが与えられ同点。さらに後半11分には、判定に抗議したホルヘ・サンパオリ監督が退席処分になった。

　パレハはクラッテンバーグ氏の判定に大きな疑問符をつけ、次のように語っている。