FC東京、器物損壊行為4名の申告を報告 東京V看板を汚損「サポーターによる行為で間違いない」
クラブが声明発表「深くお詫び申し上げます」
FC東京は7月18日、天皇杯3回戦東京ヴェルディ戦における違反行為を巡り、広告看板の汚損した実行者4名より申告があったと報告した。「FC東京サポーターによる行為であることは間違いないものと思われます。深くお詫び申し上げます」と声明を発表している。
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クラブ側の発表によると、7月12日に味の素スタジアムで行われた東京ダービーで、FC東京側ゴール裏自由席スタンド内での火薬類等危険物の持ち込みおよび使用、飛田給駅前看板の器物損壊(広告看板の汚損)が確認され、東京Vのクラブカラーで展開されているスポーツ小売店「ゼビオ」の看板に生卵がぶつけられたうえ、張り紙が貼られる被害が発生していた。
火薬類等危険物の持ち込みおよび使用行為に関してはすでに、申し出のあった人物3名への聴取を15日に実施。実行の事実を確認したとし、日本サッカー協会(JFA)による聴取、処分が決定するまでの間、16日以降に開催されるFC東京が関連する試合(ホーム、アウェー)への入場禁止処分を科している。
さらに看板の器物損壊(広告看板の汚損)についても、同行為の実行者4名から申告があったと報告。「本件については警察による検証中ではございますがFC東京への申告であったこととクラブによる聞き取りの結果から、FC東京サポーターによる行為であることは間違いないものと思われます」としている。
声明では「サポーターのこのような行為を抑えることができなかったことに、クラブとして責任を強く感じております。看板の広告主であるゼビオホールディングス株式会社様、東京ヴェルディ様、所有者である共進倉庫株式会社様をはじめとする関係各所および近隣地域のみなさまに多大なるご迷惑をおかけましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
(FOOTBALL ZONE編集部)