2得点1アシストの香川に独2紙がチーム2位タイの高評価 「絶え間なく危険を作り出した」
CLで8得点と爆発したドルトムント 香川がロイスに次ぐ「1.5点」を獲得
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間22日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節レギア・ワルシャワ戦で2得点1アシストと大活躍。今季初出場で2得点のMFマルコ・ロイスとともに攻撃を牽引し、CL新記録となる8-4という壮絶な打ち合いを制する立役者の一人になった。ドイツの地元メディアでもロイスに次ぐ高評価となり、「絶え間なく危険を作り出していた」と絶賛されている。
ドイツ地元紙「WAZ」は、選手採点(1が最高、6が最低)を公開し、2得点1アシストを決めた香川にMFウスマン・デンベレと並ぶチーム2位タイの1.5点を付けた。公式戦4試合ぶりにピッチで躍動した香川に対し、「彼の2得点(17分と18分)で試合はひっくり返った。その後、(32分)ロイスのゴールもお膳立てした。この日本人は絶え間なく危険を作り出していた」と、その貢献度の高さに賛辞が送られている。
後半36分に18歳のDFパスラックが決めたチーム7点目のカウンターも、香川が自陣で奪ったボールをMFクリスティアン・プリシッチにつないで始まったカウンターから奪ったもの。チームが大量8得点を挙げるなかで、半分の4得点に絡んだことになる。
チームトップは185日ぶりの復帰戦で2ゴールのロイスで最高評価の1点。ドルトムントファンが待ち望んだ“ガラスの天才”が、自身の復帰を最高の形で飾った。正確なパスで試合をコントロールし、1ゴールも決めた司令塔のMFヌリ・シャヒンも2点と高評価。しかし、4失点した守備陣はチームワースト評価のDFマルク・バルトラの5点をはじめ、DFマティアス・ギンターの4.5点、GKロマン・ヴァイデンフェラー、MFセバスティアン・ローデが4点と厳しい評価となった。