ユベントスがセビージャとの首位攻防戦を逆転で制しCL16強進出 清武に出番訪れず
前半に退場者を出したセビージャが痛恨の敗戦 判定に激怒の指揮官は退席処分に
日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャは、現地時間22日のUEFAチャンピオンズリーグの本拠地ユベントス戦で、先制しながらも1-3と逆転負けを喫した。ベンチスタートの清武は、前半のうちに退場者を出す苦しい展開のなかで出番が訪れなかった。
引き分け以上でグループステージ突破が決まるセビージャは、イタリア王者を相手に首尾良く先制ゴールを奪った。前半9分、CKの2次攻撃から相手のクリアボールをDFニコラス・パレハがミドルシュート。ブロックに来るユベントス守備陣の人垣をすり抜けたボールに名手ジャンルイジ・ブッフォンも反応が遅れてゴールに吸い込まれた。このゴールで、セビージャが1-0とリードを奪った。
しかし、荒れ模様のゲームはセビージャに苦しい展開になった。同36分、MFフランコ・バスケスがこの日2枚目のイエローカードを提示されて退場処分に。10人での戦いを余儀なくされた。
その後は圧倒的にボールを支配されるなかでセビージャは耐えていたが、前半アディショナルタイムにユベントスのCKの場面で、ポジション争いの競り合いでPKの判定が下された。ベンチのホルヘ・サンパオリ監督が激怒して抗議したものの判定は変わらず、これをユベントスMFクラウディオ・マルキージオにゴール右へ決められて1-1の同点でハーフタイムに入った。セビージャはこの失点で、今大会の連続無失点が4試合で終わりを告げた。
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