中井卓大は「宝石たちの別れに加わる」 財政理由で移籍の可能性をレアル専門メディアが言及
2022-23シーズンは2試合の途中出場のみ
スペイン1部レアル・マドリードのBチームであるレアル・マドリード・カスティージャに所属する19歳MF中井卓大。トップチーム昇格への期待を背負うなかで、レアル専門メディア「Defensa Central」はチームの財政問題の余波を受ける可能性があるとしている。
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クラブのレジェンドである元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスが指揮するカスティージャは昨季、スペインリーグ3部のプリメーラ・ディビシオンRFEF・グループ1に属し、3位でフィニッシュ。中井はカスティージャデビューを果たした2022年9月25日の第5節バダホス戦、今年2月11日の第23節コルドバ戦とリーグ2試合の途中出場にとどまった。
記事では、「2025年6月まで契約を結んでいるにもかかわらず、レアル・マドリードを去ることになった」と言及。その理由は、「多くのカスティージャの選手と同様に、成長を鈍らせないようにするため、そしてマドリードが彼に寄せる期待に応えるため」だという。
中井は「2014年にマドリードにやってきて以来、マドリードの下部組織で昇格し続けており、クラブ内では最も将来性の高い選手の1人と見なされてきた」と評価されている一方で、記事では「フロレンティーノ・ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェスCEOは、マドリードの財政のために2500万ユーロ(約38億9000万円)の資金を調達したいという戦略により、日本人選手はほかの宝石たちの別れに加わることになる」と、複雑な状況に触れていた。
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