鎌田大地、代理人とソシエダの合意は「ほぼ成立」 7月19日までにオファーに返答とスペイン大手紙報道
2027年6月までの4年契約の見込み
ドイツ1部フランクフルトを契約満了で退団となった日本代表MF鎌田大地は、スペイン1部レアル・ソシエダ移籍の可能性が浮上している。スペイン紙「マルカ」は、「ソシエダは鎌田大地がオファーを受け入れることを期待している」とし、現地時間7月19日が交渉の1つの目安になると伝えている。
欧州クラブへのフリー移籍が有力視されてきた鎌田の去就を巡っては、イタリア1部ACミラン加入が合意済みと報じられていたものの、同クラブの強化担当者だったパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)らの退団により風向きが一変。契約は白紙に戻されたとも伝えられ、去就動向がより注目されてきた。
鎌田へ関心を寄せるクラブとしてイタリア1部インテルやASローマ、トルコ1部ガラタサライなどが挙がってきたなか、日本代表MF久保建英が所属するソシエダが浮上していた。
そのなかで、ジャーナリストのジョン・A・ビニャンブレス・ロペス氏が、鎌田をソシエダの補強候補に推奨。ポルトガル紙「Jornal de Notícias」は、「鎌田はベンフィカの獲得候補に挙がっていたが、最終的にはレアル・ソシエダに移籍するはずだ」と見出しを打ち、「レアル・ソシエダは昨季のラ・リーガを4位で終え、新シーズンはチャンピオンズリーグに出場する。ジャーナリストのA・ビニャンブレス・ロペスによると、鎌田はバスクのクラブと4年契約を結ぶ見込みだ」と伝えた。
また、スペイン大手紙「マルカ」も、移籍レポートの特集で「レアル・ソシエダ、鎌田大地がオファーを受け入れると期待」と鎌田にフォーカス。「レアル・ソシエダと、鎌田大地の代理人(久保建英と同じ)の合意はほぼ成立した。日本人選手は4シーズン、2027年6月までの契約を結ぶことになる。A・ビニャンブレス・ロペスによれば、鎌田は水曜日(7月19日)までにこのオファーに返答しなければならない。余程のサプライズがない限り、レアル・ソシエダは長期契約を結ぶことになりそうだ」と報じている。
ソシエダとの契約が実現すれば、久保と鎌田の日本人コンビが誕生することになる。
(FOOTBALL ZONE編集部)