浦和監督、アウェー完敗で消沈「結果残すの難しい」 疲労の色濃く2失点完封負け

浦和のマチェイ・スコルジャ監督【写真:徳原隆元】
浦和のマチェイ・スコルジャ監督【写真:徳原隆元】

天皇杯3回戦の山形戦から中3日、C大阪戦で良いところなく2失点

 浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督は、7月16日のJ1第21節セレッソ大阪戦に0-2で敗れると、完全に意気消沈した様子で「このような試合で良い結果を残すのは難しい」と言葉少なに話した。

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 浦和はここ数試合で疲労によるコンディション低下が懸念され、7月12日の天皇杯3回戦でモンテディオ山形に1-0で勝利したゲームから中3日のインターバルの中でオフを1日設けたことからも厳しい疲労の状況を感じさせた。そうしたなかで前半8分にはDFアレクサンダー・ショルツが相手のスローインを受けようとしたFW加藤陸次樹に寄せ過ぎてしまったところから背後を取られ、そこからのラストパスでは中央で相手FWレオ・セアラを完全にフリーにしてしまって先制点を許した。

 さらに前半25分には自分たちが相手ペナルティーエリア付近まで攻め込んでいたところから一気のカウンターを受け、MFジョルディ・クルークスに追加点を許した。ハーフタイムにユース所属で2種登録のMF早川隼平を投入する決断を下さざるを得ない展開で、後半33分にはショルツが2021年の加入から日本での公式戦で初めてPKを失敗。前半から、全体的に動けていない印象を与えてしまう試合の中で追撃の機会を逸してそのまま0-2で敗れた。

 スコルジャ監督は消沈した表情で「前半にミスから2失点してしまい、その後にゴールを奪うのは難しくなった。交代選手も含め、全員がベストを尽くしてトライしてくれたと思う。最も明らかなチャンスであるPKも失敗するような試合だった。このような試合で良い結果を残すのは難しい。もう一度映像でも見返して(修正点を)決めていきたい」と、言葉少なにコメントしていた。

 浦和はこの後の中断期間が明けたチームには、DF宮本優太が期限付き移籍から復帰することと、FW安部裕葵が加入することが決まっている。すでにチームのスケジュールを17日から7日間の連続オフとすることも発表されているだけに、まずはリフレッシュと疲労回復がシーズン後半戦に向けて必要な状況になっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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