鹿島が4試合ぶりの勝ち星! 2トップアベック弾&助っ人MFの豪快ミドル…FC東京に3-1で逆転勝利
鈴木、垣田、ピトゥカのゴールで勝利
J1リーグ第21節が7月16日に行われ、味の素スタジアムでは11位のFC東京と7位の鹿島アントラーズが対戦した。ピーター・クラモフスキー監督の就任後、2勝1分けで3試合連続無失点のFC東京に対し、鹿島は2分1敗で3試合未勝利となっていたなか、4試合ぶりに鹿島が勝利を挙げている。
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序盤に攻勢だったのは鹿島。前半3分のチャンスでは、左から切り込んだMF仲間隼人がシュートを放ったがGKヤクブ・スウォビィクに防がれる。同7分には左サイドからFW鈴木優磨が仕掛けてシュートを放ったが、DFがブロックしたボールは枠上へ外れていった。
押し込まれていたFC東京は、前半9分にカウンターから先制点を挙げる。GKヤクブ・スウォビィクのロングキックにMF松木玖生が抜け出すと、左サイドから折り返す。これをエリア内で受けたFWディエゴ・オリヴェイラが反転しながら右足のシュートを決めた。一度は副審の旗が上がり、オフサイドの判定となったが、VARオンリーレビューの結果、得点が認められてFC東京が先行した。
対する鹿島も前半23分、CKからFW鈴木優磨がヘディングで6試合ぶりとなるゴールを決めて、試合を振り出しに戻す。さらに前半アディショナルタイム直前の45分には、波状攻撃からFW垣田裕暉がゴールを決めて一気に逆転した。
後半に入っても、鹿島の勢いは衰えない。後半9分にMFディエゴ・ピトゥカが強烈なミドルシュートをゴール左下に沈めてリードを2点とする。アウェーゴール裏を真っ赤に染めた鹿島のファン・サポーターがホームゲームかのような雰囲気を作り出すなか、鹿島の選手たちは途中出場した選手たちも含めて最後まで躍動した。
後半45分にはカウンターを防ごうとした安西が一発退場の判定を受ける。数的不利となった鹿島だが、FC東京の反撃をしのぎ切り、このまま試合は3-1で終了。鹿島が4試合ぶりに勝ち点3を獲得する一方で、FC東京はクラモフスキー監督の下で初黒星を喫している。