三笘薫、対戦して“凄かったGK”を告白 英プレミアで手強さ実感「有名ではないけれど…」
「対峙した中で凄かったGKは?」 川崎アカデミー生からの質問に回答
イングランド1部ブライトンのMF三笘薫は、自身初のプレミアリーグ挑戦となった昨季、33試合で7ゴール5アシストとインパクトを残した。さらなる飛躍を期して新シーズンへと向かうなか、対戦相手の中で「凄かった」ゴールキーパー(GK)の名前を明かしている。
三笘は2021-22シーズン、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍し、公式戦29試合に出場して8得点4アシストと結果を残したなかで22-23シーズンはブライトンへ帰還。プレミアリーグ初挑戦となったなか、世界最高峰と言われる舞台で堂々たるパフォーマンスを見せ、ブライトンの主力へと上り詰めた。
日本代表でも抜群の存在感を発揮し、エルサルバドル代表、ペルー代表と対戦した6月のキリンチャレンジカップではともにスタメン出場。エルサルバドル戦では持ち味であるドリブル突破からのシュートで前半44分に生まれたチーム4点目の起点に。ペルー戦でも1ゴール1アシストと輝きを放った。
現在、新シーズンに向けてブライトンでの調整に励むなか、「プーマジャパン」の公式YouTubeチャンネルが、古巣であるJ1川崎フロンターレのアカデミー施設を訪れた様子を収めた1本の動画を公開。16分半の映像内にはテクニックの指導シーンや選手たちへアドバイスを送るシーンが収められている。
三笘への質問コーナーも設けられたなか、アカデミー生から「対峙した中で凄かったGKは?」との質問が飛ぶと、三笘はイングランド1部ブレントフォードのスペイン代表GKダビド・ラヤの名前を挙げ「スペイン代表のGKは結構良かった。有名どころではないけれど、良いGKっていうのは自分から動かない」とその理由にも触れた。
三笘は昨シーズン、ブレントフォードとリーグ戦で2度対戦したうち、ホームで行われた試合(プレミアリーグ第29節/3-3)で1ゴールをマーク。GKジェイソン・スティールからのロングボールが前線に抜けたボールに反応し、GKとの1対1の場面で、頭上を越すループ弾を沈める技ありの一撃だった。
この時にブレントフォードのゴールマウスを守っていたラヤを手強く感じたようで「なるべく我慢できて最後まで見れる。(自分が)主導権を持っているんだけど、自分からチャレンジに行ける。我慢して相手に逆を取られないようにする、そういうキーパーのほうが俺は嫌」「なるべく相手に何を考えているか分からないキーパーは嫌」などと、不得手とするポイントを明かしていた。