家長昭博が今季初のPK失敗! 絶体絶命のピンチ…横浜FMのGK一森純が右手一本ビッグセーブ

PK止めた横浜FMの一森純【写真:Getty Images】
PK止めた横浜FMの一森純【写真:Getty Images】

家長昭博のPKを横浜FMの守護神・一森純が阻止

 J1で首位に立つ横浜F・マリノスは、7月15日のJ1リーグ第21節で川崎フロンターレと対戦。スコアレスで迎えた後半31分、川崎のFW家長昭博のPKを横浜FMの守護神・一森純が阻止し、絶体絶命のシーンで先制点を許さなかった。

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 中盤のルーズボールを拾った川崎は、途中出場したFW遠野大弥にスルーパスを出す。遠野は巧みなトラップで抜け出すと、エリア内に侵入。ここでシュートを阻止しようと出てきたGK一森と交錯した。一森は当たる瞬間に手を下げて、引っかけないようにしていたが、遠野が倒れるとカミス・モハメド・アルマッリ主審はPKを宣告して、一森にイエローカードを提示した。

 この試合、相手のGK上福元直人とともにセービングだけでなく、ビルドアップでも随所に良いプレーを見せているGK一森だったが、PKという絶体絶命のピンチを迎えた。しかも、PKを蹴ってくるのは、今シーズンここまで5本のPKを決めていた家長だった。

 家長のゴール正面、やや右に蹴ったシュートに対し、同じ方向に動いていた一森は右手を残してボールに触り、シュートの軌道を変える。ボールはクロスバーを叩き、ゴール前にこぼれた。これを一森自身が抑えて、絶体絶命のピンチを凌いだ。

 家長にとっては6本目で今季初のPK失敗となった。

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