トッテナム次第で「古橋にチャンス」 闘莉王氏が持論、セルティック残留で「面白いことになる」
「闘莉王TV」最新回で、セルティック古橋の契約動向に注目
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、クラブと新たに4年契約を締結。ステップアップ移籍を一旦封印する形となったなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は自身のYouTubeチャンネルで契約動向に対する持論を展開し「これはチャンスですよ、古橋からしたら」と述べている。
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2021年にJ1ヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋は、類まれな得点センスで瞬く間にエースへ成長。スコットランド移籍2年目の2022-23シーズンは序盤からハイペースでゴールを量産し、リーグ戦では27点を奪い得点王に輝くなど、チームの国内3冠獲得に大きく貢献してみせた。
セルティックでの活躍により昨シーズンまでチームを率いたアンジェ・ポステコグルー監督が新指揮官に就いたイングランド1部トッテナム入りも噂されたが、2027年まで4年契約を締結。古橋は「この素晴らしいクラブに4年間も在籍できることをとても嬉しく思います」とコメントした。
闘莉王氏のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」最新回では、この契約動向に注目。古橋のプレミア移籍は封印され、セルティック残留が決まったように見えるものの、闘莉王氏は「あえてセルティックがお金を貰うために契約更新をした可能性がある。これはチャンスですよ、古橋からしたら」と述べ、クラブ側の駆け引きがあったと推察する。
21年にセルティックに加入した際、古橋は4年の契約を結んでいたなか、今回の更新で残り2年となった契約年数が倍に。セルティックにとっては、仮に今夏古橋を手放すことになった場合、移籍金がより多く手元に入るため「移籍金が発生するため、これは悪いことではない」と力説した。
トッテナムの前線にはエースのイングランド代表FWハリー・ケイン、韓国代表FWソン・フンミンの主力2人が君臨するものの、ともに移籍の噂が付きまとう。そうした状況に加え、ポステコグルー監督の存在もあり「ケインやソン・フンミンが移籍した場合は、間違いなく古橋の名前が挙がってくる」「必ず誰かを取らないといけないのでその時に古橋にもチャンスがある。これは面白いことになる」と、持論を展開していた。