なでしこジャパンに「完敗」 パナマ撃破のゴールラッシュに海外注目「DFを固めて踏ん張ろうとしたが…」
W杯へ弾みをつける5ゴールでパナマを撃破
なでしこジャパン(日本女子代表)は7月14日、国際親善試合でパナマ女子代表と対戦し5-0の快勝を収めた。今月開幕のオーストラリアとニュージーランドで共催される女子ワールドカップ(W杯)に弾みをつける形となったなか、この一戦に海外メディアも注目している。
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W杯を前にした最後の国際Aマッチで、FIFAランキング11位の日本は同52位のパナマと対戦。前半からペースを握ると、DF清水梨紗の絶妙なループシュートで先制する。その後、司令塔のMF長谷川唯が2得点、19歳MF藤野あおばの代表初ゴール、終盤にはDF南萌華にもゴールが生まれ、5-0の勝利を収めた。
対戦国パナマのテレビ局「Telemetro」は「2023年ワールドカップに向けた最後の親善試合で日本に大敗した」とこの試合についてレポートしている。「日本は中盤で長谷川唯が糸を引いて主導権を握った」と指摘。「パナマはディフェンスを固めて踏ん張ろうとしたが、最後は南萌夏に右足で決定的なゴールを決められ、5-0の敗戦となった」と伝えている。
また、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」もこの一戦に反応。W杯でブラジル女子代表の開幕戦の相手となるパナマの結果を「ブラジルのライバル、パナマは親善試合で日本に完敗」と報じた。
「パナマ代表はこの結果で親善試合を終え、W杯本番に向けて最後の準備をしなければならない。パナマは女子W杯に向けた親善試合7試合で3敗を喫している。日本戦の敗戦に加え、6月末にはスペインに7-0と大敗していた」
日本が強さを示したパナマ戦。W杯直前の試合なだけに、他国からも大きな注目を浴びていたようだ。