「磐田のメッシ!」 古川陽介の真骨頂…代表経験2人の間を縫うカットイン弾に脚光「めちゃくちゃ震えた」

磐田でプレーする古川陽介【写真:Getty Images】
磐田でプレーする古川陽介【写真:Getty Images】

天皇杯3回戦で終盤に見せたカットインからのゴールに脚光

 J2ジュビロ磐田は7月12日、天皇杯3回戦でJ1ヴィッセル神戸と対戦し2-5の敗戦となった。この試合ではMF古川陽介が意地のゴールを決めているなか、その華麗なカットイン弾に反響が広がっている。

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 19歳の古川は2022年シーズンより静岡学園高から鳴り物入りで磐田に加入。高校時代から観客を魅了するドリブルを得意としており、昨季はJ1リーグ戦7試合で1ゴール、ルヴァンカップ(杯)で5試合に出場した。今季からJ2を戦うチームのなかで、さらなる期待が寄せられている。

 迎えた12日の神戸戦、スタメン出場した古川。しかし、チームは前半のうちに4失点するなど厳しい展開に。後半17分に磐田FW舩橋京汰が1点を返すも、4分後に再び失点。それでも、最後に古川が意地のゴールを決めた。

 後半36分、左サイドでボールを受けた古川がドリブルを開始。向かってきた元日本代表DF酒井高徳をカットインでかわすと、後方から寄せてきたMF山口蛍との間を縫ってペナルティーエリア内へ侵入する。相手も人数が揃っているなかでも右足を振り抜き、ディフェンスの股を抜いて見事ゴールネットを揺らした。

 この一撃で反撃に成功したものの、磐田は2-5で大敗。天皇杯は3回戦で姿を消すこととなった。それでも、古川の代表経験者たちを手玉にとるカットイン弾は反響を呼び、SNS上では「脅威でしかない」「日本代表2人相手にこれはすごい」「ジュビロ磐田のメッシ!」「完全に一皮剥けた感ある」「選手権の時のゴールみたい」「山口蛍と酒井高徳を振り切ってのゴールめちゃくちゃ震えた」と絶賛の声が集まっていた。

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