J1・18クラブの前半戦スタッツ比較 新潟がファウル数で最少…いまだレッドカードなしの“クリーン”な3クラブは?
J1の判定に関する「ファウル数」「レッドカード枚数」「イエローカード枚数」のデータを紹介
J1リーグも早いもので後半戦に突入した。ここから夏の厳しい戦いが予想されるなか、「FOOTBALL ZONE」では「前半戦通信簿」の特集を組み、算出したデータに注目。今回は、J1の判定に関する「ファウル数」「レッドカード枚数」「イエローカード枚数」の計3つのデータをなぞっていく。
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Jリーグのさまざまなデータを公開する「J STATS」は、J1リーグの「1試合あたりのファウル数」をクラブごとに集計。第20節を終えた時点で、J1の18クラブのうち最小の数字となったのは昇格組のアルビレックス新潟(1試合あたり/9.4回)となった。
続く2位には同率でセレッソ大阪と浦和レッズ(ともに1試合あたり/9.7回)、4位には1試合平均10.1回でヴィッセル神戸が入った。5位には平均11.1回の同数で横浜F・マリノスとサガン鳥栖がランクインしている。逆に一番1試合あたりのファウル数が多くなったのは京都サンガFCで、平均15.5のスタッツとなった。
警告数での最少は、ファウル数の少なさでも目立ったC大阪の「16」に。続いて「22」の浦和、「24」で同数の横浜FM、鳥栖、新潟、北海道コンサドーレ札幌と並んでいる。逆にワーストとなったのはリーグ17位と苦戦する横浜FCで、ここまで「37」のイエローカードが提示されていた。
試合の結果を大きく左右するレッドカードでは、未だ「0」をキープする名古屋グランパス、サンフレッチェ広島、アビスパ福岡が最小。J1で今季最多となっているのは9位の川崎フロンターレで、ここまで5枚のレッドカードが出されている。
激しさも増すJ1リーグで、開幕当初スタートダッシュを見せた新潟。現在は14位に沈んでいるが、ファウルの少なさが目立つ結果となった。一方、堅守を誇る4位浦和はファウル数、警告数ともに低い数値を維持。全体で見れば、順位が高いクラブの方が警告が少ない傾向もみられた。