長友佑都、恩師とハグした“東京ダービー後”の光景にファン感動 「泣いちゃう」「胸熱」

東京V戦で120分プレーした長友佑都【写真:Getty Images】
東京V戦で120分プレーした長友佑都【写真:Getty Images】

東京V・城福監督との熱い抱擁シーンが話題に

 第102回天皇杯は7月12日に各地で3回戦が行われ、FC東京と東京ヴェルディの一戦は1-1のまま迎えた延長PK戦でFC東京が勝利した。12年ぶりの「東京ダービー」として話題を呼んだこの一戦後、DF長友佑都が取ったある行動が反響を呼び「めっちゃいいシーン」「泣いちゃう」と注目を浴びている。

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 味の素スタジアムで行われた12年ぶりの東京ダービーは、白熱の展開に。まずは前半20分、FC東京がMF塚川孝輝のゴールで先手を取るも東京Vは後半25分、コーナーキックからFW白井亮丞が頭で決めて振り出しに。その後、試合は1-1のまま延長戦でも決着が付かず勝負の行方はPK戦へ委ねられた。

 先攻のFC東京、後攻の東京Vともに8人目までが順当にキックを成功。迎えた9人目、FC東京はMF東慶悟がシュートを決めた一方、東京VはDF千田海人のキックが相手GKヤクブ・スウォビィクに阻まれ勝負あり。死闘となった東京ダービーを制したFC東京がラウンド16へ駒を進めた。

 歓喜に沸くFC東京サイド、悔しさに溢れた東京Vサイドとピッチ上では明暗が分かれたなか、長友が東京Vの城福浩監督を呼び止めたあとのワンシーンが話題に。敵将に近寄って行った長友、それに気づいた城福監督は握手を交わすとそのまま熱く抱擁。互いに健闘を称え合った。

 城福監督は2008年~10年、16年の2度、FC東京を率い、09年にはナビスコカップ(現ルヴァンカップ)制覇を経験。長友とは第一次政権時代に師弟関係を築いた間柄で、08年にFC東京でプロデビューし、その後の飛躍した長友にとってはまさに恩師と言える存在だ。

 2人の再会シーンは中継映像に捉えられ、SNS上では「めっちゃいいシーン」「これは胸熱」「泣いちゃう」などと感動の声が続々。長友自身もSNS上で「僕にとって15年ぶりの東京ダービー。そして僕を育ててくれた恩師との再会。15年前とはまた違った色を持つ自分を見せたかった。ダービーを制したこと、恩師に再会できたことが重なり嬉しさで眠れない夜となった」と特別な感情を抱いたことを明かしていた。

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