リバプール主将MFヘンダーソン、サウジ移籍が浮上 中東行きへ傾倒と英指摘…英雄ジェラードと共闘か

リバプールでプレーするジョーダン・ヘンダーソン【写真:Getty Images】
リバプールでプレーするジョーダン・ヘンダーソン【写真:Getty Images】

スティーブン・ジェラード監督を招聘したアル・イテファクが獲得に関心

 イングランド1部リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンはサウジアラビアのアル・イテファクへの移籍を検討していると英紙「ガーディアン」が報じている。

 アル・イテファクは新シーズンに向けてリバプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラード監督を招聘した。そして指揮官とリバプール時代の同僚であるヘンダーソン獲得の可能性が浮上していた。

 ヘンダーソンは当初、中東行きに難色を示していたものの、現在はサウジアラビアからのオファーを前向きに検討しているようだ。アル・イテファクが示す条件は3年目の延長オプションが含まれた2年契約で、サラリーはリバプールで受け取る週給20万ポンド(約3600万円)から倍増になるという。現時点で正式な入札は行われていないが、ヘンダーソンがオファーを受け入れる意向を示せば、すぐに入札が行われる見通しのようだ。

 来季に向けてリバプールの中盤には変化が起きている。元イングランド代表MFジェームズ・ミルナー(→ブライトン)やギニア代表MFナビ・ケイタ(→ブレーメン)、イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンらが退団し、その一方でブライトンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ドイツ1部RBライプツィヒからハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが新加入。右サイドバックのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのコンバートやMFカーティス・ジョーンズらの成長もあり、ヘンダーソンとてポジションは安泰ではない。

 サウジ行きに傾きつつあるというヘンダーソンだが、懸念点はイングランド代表招集への影響があるとされている。ベスト8入りしたカタール・ワールドカップでは主力の1人としてプレーしていた33歳は来年夏の欧州選手権出場を目指しているなかで、欧州の第一線から離れる決断を下すのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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