セビージャ清武が“アジア代表”から落選!? クラブスポンサーの中国企業CMでメンバー外に
中国企業と同じアジア圏ということで、日本人の清武が出演すると見られたが…
セビージャの日本代表MF清武弘嗣が、クラブのスポンサーとなった中国企業のCMで“アジア代表”として出られなかった、とスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えている。
クラブは今季、中国のスマートフォンなどの通信情報技術企業である「ZTE」とのスポンサー契約を結んだ。そのCM撮影として所属選手が本拠地のサンチェス・ピスフアンと練習場のシウダード・スポルティーバで撮影に臨んだ。
そのCMではセビージャの選手が中国語に挑戦する様子が映像で映し出されている。そのなかで選ばれたのはDFニコラ・パレハ、MFビセンテ・イボーラ、MFフランコ・バスケスFWルシエーノ・ビエットの4人だった。メイキング映像では4選手がコーディネーターに指導を受けながら、何度も言い直すなど悪戦苦闘しつつ中国語をマスターしようとしていた。
なお中国と同じアジア圏ということもあり、日本人の清武が出演すると見られたが、今回は見送られた。同紙は「まだ多くの問題を抱えているヒロシ・キヨタケが話すシーンはなかった」と、スペイン圏の環境にいまだ順応しきれていない清武の現状を伝えている。
セビージャは現地時間22日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ突破をかけて、ホームにユベントスを迎え撃つ。日本代表の11月シリーズではトップ下として存在感を発揮した清武だが、ホルヘ・サンパオリ監督から言語の壁を乗り越えるほどの力を見せるチャンスは与えられるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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