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欧州で日本人選手の獲得は「ギャンブル」? 元スコットランド代表が指摘「セルティックはマシーン」
元スコットランド代表FWフランク・マカベニー氏が日本人獲得の効果を語る
近年で日本人選手は欧州でも高く評価されてきている。イングランド1部ウェストハムには、移籍市場ごとに日本人選手の加入が噂されるような状況だ。現役時代にセルティックやウェストハムでプレーした元スコットランド代表FWフランク・マカベニー氏は、日本人選手加入による効果をウェストハム専門メディア「Westham Zone」で伝えている。
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2022-23シーズンのプレミアリーグで14位だったウェストハムは、今夏の移籍市場でも複数の日本人選手を獲得に動いているのではないかと報じられている。1人はドイツ2部デュッセルドルフのMF田中碧であり、「昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)のスペイン戦で決勝ゴールを挙げた24歳のセントラルハーフは、デビッド・モイーズ監督のレーダーに乗っている」と伝えている。
また、最近ではJ2ジュビロ磐田に所属するFW後藤啓介、昨夏にはドイツ1部フランクフルトに所属していた日本代表MF鎌田大地の加入も噂された。
スコットランドでは、FW古橋亨梧やMF旗手怜央ら日本人選手5人が所属するセルティックが国内3冠を達成。イングランドでもブライトンで日本代表MF三笘薫が活躍を見せており、ピッチ内での日本人選手の評価を高めている。
さらにマカベニー氏は、ピッチ外でも商業的なメリットをもたらすと指摘する。「セルティックは、その点においてマシーンだ。彼らが日本に売った商品は莫大だ。彼らにとって大きなことであり、その点ではどこにとっても、日本から選手を獲得する意味があるだろう。だが、チームに居場所がなければ、ユニフォームが売れることはないだろう。それはギャンブルになる。なぜなら、若いストライカー(後藤)について私は知らないし、誰もが活躍できるわけではない。セルティックの選手たちは素晴らしかったし、ブライトンの選手(三笘)も絶大だった。それはギャンブルになる。チームでプレーさせて、結果が出れば、日本で商品が売れることになるからね」と、コメントした。
欧州各国で日本人選手の活躍が目立つようになっているが、まだまだ助っ人選手として純粋に評価されているとは言えない状況のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)