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先発復帰のジェラードがトップ下で躍動 リバプールが3-1で逆転勝利
今季2度目の連勝
リバプールは2日、プレミアリーグ第14節でレスター・シティと対戦し、3-1で勝利を収めた。前節ストーク・シティに勝利して連敗を3で止めると、今季2度目の連勝を飾った。
リバプールは今節、MFスティーブン・ジェラードを中盤の底ではなく、トップ下に配した4-2-3-1システムで臨んだ。
ただし、開始20分に、決定的なピンチを迎える。相手FWレオナルド・ウジョアのハイプレスに焦り、GKシモン・ミニョレがパスミス。バイタルエリアでボールを受けた相手MFエステバン・カンビアッソが無人のゴールにシュートする。これは、わずかにそれたが、肝を冷やした。
しかし、ホッとしたのもつかの間だった。前半22分、ボックス内で相手FWジェイミー・ヴァーディがシュート。ミニョレが手に当て、ゴールライン上でDFマルティン・シュクルテルが頭でかき出した。だが、これをウジョアに拾われ、シュートを打たれる。右ポストをたたいたボールはミニョレの背中に当たって、そのままゴールマウスへと吸い込まれてしまう。
先制点を許す展開となったが、リバプールは前半26分に同点へと追いつく。セットプレーから相手守備陣がクリアしたバウンドボールをMFアダム・ララーナが右足で一閃(いっせん)。すぐさまスコアをタイに戻した。
同点で試合を折り返すと、レッズは勢いに乗った。後半9分、逆転に成功する。左サイドからのスターリングのクロスを相手DFが足を伸ばしてクリア。しかし、こぼれ球に反応したジェラードがネットに突き刺し、試合をひっくり返した。
後半18分にはFWリッキー・ランバートを引き倒した相手DFモーガンが一発退場となり、数的有利となる。しかし、それで気が緩んだのか、リバプールは10人の相手に押し込まれてしまう。
それでも後半38分、ボックス内でスターリングのヒールパスに反応した、MFジョーダン・ヘンダーソンがゴールに流し込み、試合を決定づけた。
試合はそのまま終了。低迷から抜け出せずにいたリバプールはリーグ2連勝と、ようやく長いトンネルに光明が見え始めた。次節は本拠地アンフィールドでサンダーランドを迎え撃つ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images