浦和が天皇杯ベスト16へ 山形を1-0で下し3回戦を突破…MF伊藤敦樹が大会2戦連続ゴール

伊藤敦樹が山形戦で決勝ゴール【写真:徳原隆元】
伊藤敦樹が山形戦で決勝ゴール【写真:徳原隆元】

リーグ戦から大きくメンバーを変えずに山形戦に挑んだ

 J1浦和レッズは7月12日の天皇杯3回戦でJ2モンテディオ山形と対戦し、MF伊藤敦樹の決勝ゴールで1-0の勝利を収めてベスト16への進出を決めた。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 浦和はGK鈴木彩艶やDF岩波拓也、MF平野佑一がスタメン出場となったが、リーグ戦から大きくメンバーを変えずにスタートした。しかし、全体的に山形のプレスを受けながら縦に入れたボールを狙われる形になって前半のペースは山形が握った。

 互いに大きなチャンスを生み出す場面は多くなかったが、山形は前半32分にセットプレーで攻撃参加したDF西村慧祐がゴール正面で叩きつけるヘディングシュートを放ったがわずかに枠を外れた。浦和は敵陣で攻撃を仕掛ける回数が少なく、苦戦の印象が強い前半を0-0で終えた。

 浦和のマチェイ・スコルジャ監督はハーフタイムに3枚替えを決断。FW興梠慎三、MF髙橋利樹、平野に代えてFWホセ・カンテ、MF大久保智明、MF伊藤敦樹を投入してリーグ戦のスタメンにより近いメンバー構成に変化させた。すると特に右サイドでの機能性が高まった。

 そして後半19分、右サイドに開いた大久保にパスが出る間に内側を伊藤が一気に駆け上がると、大久保からワンタッチで背後にパスが通った。ボールを受けた伊藤は左足アウトサイドのタッチで西村をかわしてペナルティーエリア内で前を向くと、右足シュートを決めて先制点。2回戦の関西大学戦に続く今大会の2試合連続ゴールになった。

 山形も反撃を試みたものの攻撃の精度が高まらないまま時間が流れ、このままのスコアで試合は終了。浦和は2大会ぶりの優勝に向けて4回戦への進出を決めた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング