「なかなかいい印象」 途中出場の長友を現地紙は一様に高評価 先発ライバルとの明暗くっきり

新体制初陣で指揮官に上々のアピール

「ガゼッタ・デロ・スポルト」も長友が6点、アンサルディ5点となっている。「スソにドリブルシュートのスペースを与えてしまった。ファウルを度々犯し、攻撃をあまり作り上げられなかった」と、ここでもアンサルディの守備に苦言を呈されている。長友は「ピッチに入ると(インテルの)守備が悪かったのは、もう過ぎ去ったこととなり、サイドを助けることに自らを捧げた。勇敢なプレーこそなかったが、最低でも試合に参加した」と、チーム状況の改善に一役買ったとしている。

 採点的には及第点だが、アンサルディの低調ぶりに比べて安定感あるプレーを見せたと言える。ピオリ新体制初陣での大一番で自身の役割をこなした長友は、サイドバックの定位置奪回に向けて、指揮官に上々のアピールをしたと言えそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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