名誉挽回への足掛かりに? マンUマグワイア、ポルトガル英雄DFからの個人指導に英注目「助言を与えていた」
チーム合流を前にポルトガルで3日間のトレーニング実施
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアはチーム内での序列が下がり、今夏退団の噂まで浮上している。新シーズンでの奮起が期待されるなか、元ポルトガル代表の英雄DFから受けた“マンツーマンレッスン”に英紙「ザ・サン」が注目した。
2019年夏にレスター・シティからDF史上最高額とされる移籍金8000万ポンド(約146億円)でユナイテッドに加入したマグワイア。20年1月にはDFアシュリー・ヤングの移籍に伴いキャプテンマークを引き継ぐなどチームの中心となったが、21-22シーズンは低調なプレーが続いて厳しい批判に晒されていた。
昨季も調子が上がらず、エリック・テン・ハフ監督はマグワイアからレギュラーの座を剥奪。チーム内での序列をすっかり低下させてしまったため、現在では同じプレミアリーグのウェストハムやニューカッスルといったクラブへ移籍するのではないかと伝えられている。また先日には、ユナイテッドに残留したとしても主将の座はほかの選手に明け渡す可能性があると英メディアによって報じられた。
そんなマグワイアは、チームへの合流を前にポルトガルで3日間の自主トレーニングを実施。その様子を英紙「ザ・サン」が報じた。
記事によると、今回のトレーニングにはチームメイトのDFディオゴ・ダロトも参加したほか、イングランド1部チェルシーやスペイン1部レアル・マドリードなどで活躍した元ポルトガル代表DFリカルド・カルバーリョ氏が同行。「カルバーリョ氏がマグワイアに1対1の助言を与えていた」と伝えている。
また、マグワイアもトレーニングの様子を自身の公式インスタグラムで公開。「限界を設けない。言い訳しない」とメッセージを添えて、カルバーリョ氏との2ショットを含む写真5枚を投稿した。ところがコメント欄には、「君は偉大な選手になれる」「私たちはまだ君を信じている」といった復活への期待だけでなく、ユナイテッド退団を望む厳しい意見も相次いで寄せられている。
この数シーズンにわたって低調なパフォーマンスが続いたためか、ファンからの信頼が半信半疑となっているマグワイア。来たる新シーズンにピッチ上で自身の価値を証明するしかないようだ。