司令塔マフレズの不振を嘆くレスター指揮官 「何かしなければ…」と先発外しの大ナタも

昨季17ゴールでMVPのマフレズは、今季ここまで2ゴールと“魔法”を見せられず

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは昨季奇跡のプレミアリーグ優勝を果たしたが、今季は降格の危機に直面している。19日の第12節敵地ワトフォード戦で1-2と敗れ、開幕12試合で3勝3分6敗、勝ち点は12。現在14位ながらも、降格圏の18位ハル・シティとの勝ち点差は、わずか2と苦戦を強いられている。

 クラウディオ・ラニエリ監督は昨季MVP(PFA年間最優秀選手)に輝いた司令塔、リヤド・マフレズの不振を懸念。先発落ちなどの大ナタを振るう可能性が浮上している。

 今季、マフレズは不調に苦しんでいる。ワトフォード戦で厳しいマークを受け、チームに貢献できなかった。昨季17ゴールを決めたエースは、今季ここまでFWジェイミー・バーディとともにリーグ戦2ゴールと昨季のような“魔法”を見せられずにいる。地元紙「レスター・マーキュリー」によると、ラニエリ監督は司令塔の現状を憂いているという。

「ある試合はファンタスティックで、ある試合では普通という選手もいる。彼はベストを尽くしている。どの試合もリヤドはいつもボールを持つと、特別なことをしようとしている。相手はとても警戒している。彼がボールを持つと、3人が近づいてくる。それは当然なことだ」

 

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