チェルシー、ディバラ獲得へ本腰? 新監督が熱望も…本人は残留希望「ローマで幸せ」

パウロ・ディバラ【写真:Getty Images】
パウロ・ディバラ【写真:Getty Images】

今夏の補強候補に浮上、ポチェッティーノ新監督がディバラを高評価

 イングランド1部チェルシーは、今夏の移籍市場でイングランド代表MFメイソン・マウントやフランス代表MFエンゴロ・カンテ、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタらを放出した。選手の入れ替えが多いなか、イタリア1部ASローマに所属するアルゼンチン代表FWパオロ・ディバラに関心を抱いていると報じられている。英紙「メトロ」はさまざまな角度から、実現の可能性に注目している。

 新シーズンからチェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、トッテナム時代とパリ・サンジェルマン時代にも獲得を目指したほど、ディバラを高く評価している。現在のディバラの契約には、セリエA以外のクラブであれば、1200万ユーロ(約18億円)で獲得できる条約があり、その去就が注目されている。

 かつてチェルシーを率い、現在はローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、この条項について問われると、「私は彼の契約がどうなっているのか、何も知らない。だが、パオロとはほかの選手と同じように話をしている」と、コメントした。

 一方、チェルシーのブラジル代表DFチアゴ・シウバは今夏、ディバラにチェルシー加入を勧めたという。「パオロ・ディバラがチェルシーに加入するというニュースを見たよ。彼が来るのか話をした。彼はワールドクラスの選手だ」と明かし、「彼と一緒にプレーしたいし、素晴らしい補強になるだろう。どうなるか見てみよう」と、コメントをしている。

 だが、ディバラは契約解除条項を満たすオファーがあっても、残留する考えのようだ。地元メディア「LAROMA24」に対し「プレシーズンに向けてモチベーションは高いよ。明日(10日)から始まるね。僕の未来? ローマで幸せだよ。僕はここに残る」と、残留を宣言している。

 すでにスペイン1部ビジャレアルからFWニコラス・ジャクソン、ドイツ1部RBライプツィヒからFWクリストファー・エンクンクを獲得しているチェルシーだが、さらに攻撃のオプションを加えることとなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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