新体制のセルティック、クラブOBが“古橋クラス”の補強を推奨 「亨梧のような姿勢とクオリティーを持った選手を求める」
元スコットランド代表FWダルグリッシュ氏が“古橋クラス”の選手補強を推奨
スコットランド1部セルティックは今夏にブレンダン・ロジャーズ監督が就任した。クラブOBのケニー・ダルグリッシュ氏はクラブの補強の“ベンチマーク”として、先日新たに4年契約を締結した日本代表FW古橋亨梧の名前を挙げた。
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昨季セルティックは国内三冠を達成。チームを率いたアンジェ・ポステコグルー監督はトッテナムに引き抜かれ、ロジャーズ監督を後任に迎えた。
移籍市場での動きに目を向けると、攻撃の中核を担う1人だったポルトガル人FWジョタがサウジアラビアのアル・イテハドに移籍した一方で、オーストラリア1部メルボルン・シティからオーストラリア代表FWマルコ・ティリオ、ノルウェー1部バレンガからU-20ノルウェー代表MFオーディン・チアゴ・ホルムの2人を獲得している。
英メディア「グラスゴー・ライブ」によると、元スコットランド代表FWダルグリッシュ氏はスコットランド紙「サンデー・ポスト」のコラムでセルティックの補強について言及している。
「ブレンダンが目をつけているニューフェイスが来ることを期待している。フープス(セルティックの愛称)のしっかりとした財政状況を踏まえれば、関心を集めるような補強が1人か2人はあってもおかしくないだろう。セルティックと契約するチャンスがあっても、チームに入るための競争の激しさから二の足を踏む選手をいるかもしれない。だが、信念を持って挑戦を求める選手はパークヘッドにやってくるだろう」
ダルグリッシュ氏はこう語ったうえで、「ドレッシングルームにもそういう選手が欲しい。ブレンダンはそういう選手を求めている。彼は亨梧のような姿勢とクオリティーを持った選手を求めるだろう」と、昨季リーグMVPであり得点王も獲得した絶対的エースの名前を挙げ、チームとしての基準が高くなっていることを強調していた。
「求められる一貫性のレベルはこれまでと同様に高くなる。昨季、セルティックが三冠を成し遂げたのは偶然ではない。彼らは圧倒的で、タイトルの総なめに値するチームだった。新監督がやってきたことで、彼らには新たなハングリー精神と決意を持って新シーズンに臨むことになるだろう」
移籍が噂されていた古橋が契約延長を果たし、大幅な戦力ダウンは避けられたセルティック。2度目の就任となるロジャーズ新監督の下でさらなる躍進が期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)