改修後の国立競技場で開催される初のJ2リーグ戦

　J2は7月9日に第25節を各地で行い、国立競技場では首位のFC町田ゼルビアと2位の東京ヴェルディが対戦する。同じ東京に本拠地を置き、両クラブがJ2の上位を争っているだけでなく、改修後の国立競技場で開催される初のJ2リーグ戦、さらにMFバスケス・バイロンが6日に町田から東京Vへ移籍したこともあり、注目度がアップしていた一戦だ。

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　規定上、バイロンはこの試合に出場できないが、試合前に町田の全選手の名前が発表され、39番のバイロンの名前が呼ばれると大ブーイングが起こった。一方、バイロンを迎えた町田のサポーターは、「バイロン、町田で優勝しよう」という横断幕を掲げた。

　試合前から「東京クラシック」と銘打たれるに相応しい盛り上がりを見せている国立競技場。現在、町田は2位の東京Vに「10」の勝ち点差をつけているが、この試合に勝利すれば、さらに勢いづくことは確実だろう。

　町田の選手紹介際には国立競技場の屋根から花火が上がり、4本の巨大火柱に加え、場内を一周する火柱も上がり、最高潮のムードでキックオフを迎える一戦は、どのような戦いが繰り広げられるろうか。