湘南の“走り勝つ“スタイルは継続! 日本代表DF遠藤らを育てたチョウ・キジェ監督の続投が決定
今季はJ2降格も…指揮官は「来季も謙虚にひたむきに勝利を目指して戦っていきたい」
来季J2に降格する湘南ベルマーレは、チョウ・キジェ監督が2017シーズンも指揮を執ることを正式に発表した。
チョウ・キジェ監督は湘南の育成組織、ヘッドコーチを経て2012年にトップチームの監督に就任。日本代表DF遠藤航(現・浦和)、MF菊池大介ら育成組織の選手を粘り強く起用し続けて走り勝つ“湘南スタイル”を築き上げ、2014年にはJ2史上最速記録となる優勝を成し遂げた。また翌シーズンにはJ1で年間8位に入り「湘南ベルマーレ」として初のJ1残留を成し遂げた。
しかし、今季は遠藤、日本代表MF永木亮太(現・鹿島)ら主力が抜け、厳しい戦いを強いられ、セカンドステージには10連敗を喫するなど再びJ2降格。そのためチョウ・キジェ監督の去就に注目が集まっていた。
クラブ公式サイトで指揮官は、以下のコメントを発表している。
「この度、2017シーズンも引き続き湘南ベルマーレの監督を務めさせていただくことになりました。まず何より、今季J1年間17位という結果に終わったにも関わらず、改めて指揮を執る機会を与えてくださったクラブに感謝したいと思います。来季も謙虚にひたむきに勝利を目指し、フットボールを楽しむという気持ちを持って戦っていきたいと思います」
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