横浜FMのパリ五輪世代MF、攻撃起点→右足コントロールショットの逆転弾に反響 「まじクロース」「完璧」
カウンターから同点、6分後には綺麗な崩しから最後は藤田が仕留める
首位を走る横浜F・マリノスは7月8日、J1リーグ第20節で2位の名古屋グランパスとの上位対決に臨んだ。ホームの名古屋に先制を許したものの、8分間で逆転に成功。パリ五輪世代のMF藤田譲瑠チマの勝ち越し弾にはさらなる反響が広がっている。
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アウェーの一戦で勝ち点差を放したかった横浜FMだが、お互い激しい試合展開でスタートすると名古屋に先制点が生まれる。前半8分、ペナルティーエリア手前でFWキャスパー・ユンカーがシュート。このボールが横浜FMの選手に当たって弾かれたボールが、FW永井謙佑の下へ。左足を振り抜いたボールは横浜FMのDF松原健に当たってディフレクションし、ゴールネットに吸い込まれた。
1点を序盤に失った横浜FMだったが、前半28分に同点に追い付く。横浜FMのGK一森純が相手のシュートをセーブすると、すかさずリスタートの体勢に入り、相手最終ラインの背後を狙った見事なパントキックを届ける。すると、タイミング良く抜け出したFWエウベルがそのまま相手GKミッチェル・ランゲラックと1対1の場面を迎え、冷静にかわして右足で流し込んだ。
その6分後、今度は21歳の若き日本代表MFが躍動する。自身の縦パスでスイッチを入れた藤田は、前線との連係を駆使してペナルティーエリア手前でボールを受けると右足一閃。ゴール右のネットを揺らし、約8分間での逆転劇を成功させた。
この一撃にはSNS上のファンも「まじクロース」「完璧に崩されてしまった」「うま」「コントロールショット!」「ほんと無駄のない選手」と称賛の声が相次いでいた。