来日予定のムバッペ、PSG退団の可能性に世界注目 「契約延長しなければ売却」を通達
契約延長に応じていないムバッペ、PSG側は今夏の売却も視野か
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペは、今夏の移籍市場でPSGを離れる可能性があるようだ。英衛星放送「スカイ」が報じている。
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現在、ムバッペとPSGとの契約は2024年6月末までとなっている。今のままでは、1年後にPSGは移籍金ゼロでムバッペを手放すことになるため、ムバッペに2025年までの契約延長オプションの行使を求めてきた。
しかし、ムバッペは契約延長に応じていない。記事によると、「PSGはムバッペが来夏の移籍市場でレアル・マドリードにフリー移籍することで、すでに合意にしていると考えている。そして、ムバッペはPSGから7月末までに契約を延長しなければ、売却されることになるという通達を受けた」と報じている。
契約延長に応じなければ、PSGはムバッペに対して、そのクラブがどこであれ、最高額を提示したクラブに可能な限り早く売却することになるという。
PSGのナセル・アル・ケラフィCEOは、ムバッペを移籍金ゼロで放出しないことを明確にしており、残留を望む場合は今夏の契約延長に応じなければならないと宣言したという。
現時点でムバッペの獲得には1億5000万ポンド(274億円)がかかると伝えられている。英紙「インデペンデント」は、ムバッペがプレミアリーグに移籍する場合、優先したいのはアーセナルへの移籍ながら、アーセナル側がPSGの希望を満たす金額を支払うのは不可能だという。
7月に来日するPSGは親善試合として3試合を予定しており、同25日にアル・ナスル(国立)、同28日にセレッソ大阪(長居)、8月1日にインテル(国立)と対戦する。来日中もムバッペの去就は世界中から注目を集めることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)