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チャイナ・ミラン、目玉補強は英国代表FWか 中国人グループが第一希望をセスクから路線変更
契約延長交渉が中断しているトットナムのケインがターゲット
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、中国資本に株式99%以上を売却する正式手続きが秒読み段階となり、チャイナマネーを利した冬の移籍市場での大型補強戦略に打って出ると見られているが、トットナムのイングランド代表FWハリー・ケインもターゲットにしているという。
英紙「デイリー・エクスプレス」は、ミランの株式を買い取る中国人グループがトットナムとの契約延長交渉を中断しているケインに目を付け、移籍金を積んでの獲得を目指していると報じている。チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスなどのビッグネームの名前が飛び交うなか、中国人グループの第一希望はケインに変わったとしている。
その一方で、この報道を受けたイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「どう考えても1月の獲得は難しい。可能性があるとすれば来年の夏だろう」と現実的な評価を加えて報じている。
いずれにせよ、チャイナ・ミランとして動き出すなか、中国人グループが前線に大物の獲得を目指していることは間違いがなさそうだ。ミランはヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の下で若手イタリア人が台頭し、現在リーグ2位タイと好調を維持しているが、現在の上昇気流を維持したまま大物補強は効果を発揮するだろうか。
そして、前線に選手が加入すればベンチメンバー入りすらも危うくなる状況の本田は、自身の去就についてどんな決断を下すのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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