「奪い取ってきた自信がある」 長友が“新生インテル”でのスタメン奪還を誓う

チームでの現状を「楽しんでいる自分がいる」

 実際に現地メディアからも、長友は「攻撃では常に良いサポートをしていた」「チームに素晴らしいバランスを与えた」との評価を得ていた。その後、チームは後半終了間際にCKからMFイバン・ペリシッチが決めて2-2の同点に追いついて試合を終えた。

 中位をさまようインテルはフランク・デ・ブール監督を成績不振により解任したが、長友は「課題はあり過ぎて、話すと2時間も3時間もかかる」と苦笑いした。その一方で、ピオリ新監督について「個人としては監督から求められている守備をしっかりやって、上がるのもタイミングが良ければOKが出る。良いタイミングで上がってアピールしていきたい。前からのプレッシャーに加え、サイドバックも高い位置を取る。駆け引きはあるけど、攻撃的な戦術だと感じる。セリエAで長い監督で(僕の)特長も分かってくれている」と好印象を語った。

 対戦相手のミランには日本代表FW本田圭佑が所属するが、ミラノダービーでは本田に出番は訪れなかった。11月に入り日本代表での活動でも長い時間をともに過ごし「常に自分たちが良くなるための話はしている」という。

 一方で、自身の状況について「僕自身は楽しんでいる自分がいる。落ち着いているし、日々の練習をしっかりやればチャンスが来る。監督が代わるたびにレギュラーから外されて、そこから奪い取ってきた自信もある。しっかりやっていれば問題ない」と話した。

 

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