J2仙台、サポーター22名に無期限の入場禁止処分 磐田チームバス囲み威嚇行為「非常に悪質」

仙台がサポーターへの処分を発表(写真はイメージです)【写真:Getty Images】
仙台がサポーターへの処分を発表(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

第20節磐田戦後にサポーターの違反行為が確認

 J2ベガルタ仙台は7月7日、第20節ジュビロ磐田戦の試合後、相手選手が示した試合中のパフォーマンスへの抗議として、一部サポーターによる威嚇行為があった一件を巡り、関与したサポーター22名への処分を発表した。無期限入場禁止および当クラブに関わる施設への侵入禁止を決定し、「非常に悪質な行為」と非難している。

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 先月11日にユアテックスタジアム仙台で行われた磐田戦では試合後、一部の仙台サポーターが磐田選手の試合中のパフォーマンスに抗議するために、立ち入り制限エリアへの進入、および磐田のチームバス取り囲み、威嚇行為が確認されていた。結果としてバスの出発が遅延したほか、関係者、業者の車両の出入り、および業務に影響が出る事象が発生している。

 この一件を巡り、仙台は事象の重大性に鑑み、関与したサポーターの違反行為に関する調査を継続。公式サイト上で違反行為および違反対象者を特定するに至ったことを発表した。これに伴い処分内容にも触れられ、氏名などを特定できるサポーター9名、氏名などが不明なサポーター13名を無期限で試合会場への入場禁止および当クラブに関わる施設への侵入禁止とすることを決定したとしている。

 今回の事案について「法令およびJリーグ統一禁止事項を含む当クラブの観戦ルール(ビジターチームバス、ビジターチーム選手らに対する威嚇・侮辱行為、会場運営妨害行為)に違反しており、非常に悪質な行為」と非難。違反行為に中心的に関与したサポーター1名については処分を通告済で、「今後も順次通告を行うと共に、関与したサポーターの調査を続けてまいります」としている。

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