ピオリ新体制初陣のミラノダービーに途中出場　1点を追う場面で攻撃に積極的に関与

　インテルの日本代表DF長友佑都は、現地時間20日の“ミラノダービー”ACミラン戦に後半20分から出場し、左サイドバックとしてプレー。ステファノ・ピオリ新監督の初陣は2-2の引き分けとなった。試合後に採点を公開した現地メディアは、長友に及第点の評価を並べている。

　スタメンはDFクリスティアン・アンサルディだったが、対面するミランのFWスソに2ゴールを許し、長友に声がかかった。インテルが主導権を握ったゲームで攻撃を仕掛けるスソとマッチアップする場面はなく、同点を狙うチームのなかで攻撃的な姿勢を見せていた。

　インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は長友を「6点」とし、「良いインパクトを与えた。クロスは上げていないが、攻撃では常に良いサポートをしていた。守備の面では足も頭も使う必要がなかった」と、前方のMFイバン・ペリシッチをサポートする役目を忠実に果たしたと評価している。アンサルディには「5点」と厳しい評価を与えた。

　サッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」でも長友は「6点」とされ、「チームに素晴らしいバランスを与えた」と評価された。こちらでもアンサルディは「5点」で、「スソとの1対1で敗戦した」と厳しい寸評が付けられている。