吉田麻也「ビックリした」 日本代表メンバー外→新発見に驚き、欧州移籍後「初めてかも」

吉田麻也が日本代表について言及【写真:徳原隆元】
吉田麻也が日本代表について言及【写真:徳原隆元】

「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演、自身が不在の日本代表に言及

 元日本代表DF内田篤人氏がMCを務めるスポーチャンネル「DAZN」の番組「内田篤人のFOOTBALL TIME」に元日本代表キャプテンのDF吉田麻也が出演。森保一監督の下、2026年の北中米ワールドカップに向けて第2次政権が始まった日本代表についてコメントした。

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 カタールW杯を終えて、日本代表は今年3月に再始動しここまで4試合(ウルグアイ/1-1、コロンビア/1-2、エルサルバドル/6-0、ペルー/4-1)を消化した。これまで長きにわたって日本代表の最終ラインを支えてきた吉田の姿はないが、内田氏は元日本代表キャプテンが不在となる現代表チームへの見解を語るとともに、吉田が築き上げてきた功績を称えた。

「日本代表にまだまだ入りたいと思っているのか、一区切りと考えているのか。そこは麻也本人の問題なので置いておいて、新しく入ってきた選手は今のところいない。谷口(彰悟)選手と板倉(滉)選手。怪我もあるけど、冨安(健洋)選手もいるし。センターバック(CB)はある程度、計算できる選手が多い印象だから、そんなに麻也がいなくて、めちゃめちゃ困っているかというと、正直、そうではないと思う。でも、ここまで来るのに麻也がCBの基準をグッと上げた。イタリアの時も、イングランドの時も。この基準があるから、CBのレベルを引っ張り上げてくれた」

 そして、「麻也も最初の頃はザック(アルベルト・ザッケローニ監督)に怒られていたもんね。そういったなかから経験を積んで引っ張ってきた麻也のうしろをほかの選手が付いてきたから、これだけ豊富なCBが出てきているので麻也がいないけれど嬉しかった」と、CB全体のレベルアップを喜んだ。

 2009年から日本代表として活動してきた吉田は、外から日本代表がどう見えているかを問われると、「本当に申し訳ないですけど、試合を見ていなくて。だから、今は、どっちの評価をするのも難しい」とコメント。内田氏が「そういうものだと思いますよ。しかも現役の選手は難しい」と言うと、吉田は「監督には監督の考え方があるだろうし。ただ1つ言えるのは」と前置きし、「日本代表に行かないとオフが長い。ビックリした。本当に(自身初の海外移籍となった)オランダに行って、シーズンを過ごして代表に行かなかったのは初めてかもしれない」と、日本代表から離れた感想を語った。

 さらに「SNSとか、ニュースで、みんなが頑張っているのを見て、代表選手は(シーズンが)長いな、すごい頑張っているな。まだシーズンが終わっていないんだと思った」と、外から感じたことを明かした一方、「ただ、僕は終わったなんて一言も言っていない。終わった体で話が進んでいるけれど」と、日本代表としてのキャリアを終えたつもりはないことを示唆した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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