- HOME
- 今日のピックアップ記事
- 吉田麻也、シャルケでのシーズン回顧 秘かに抱いていた2つの目標「覚悟の上だった」
吉田麻也、シャルケでのシーズン回顧 秘かに抱いていた2つの目標「覚悟の上だった」
「内田篤人のFOOTBALL TIME」で2022-23シーズンを総括
元日本代表DF内田篤人氏がMCを務めるスポーチャンネル「DAZN」の番組「内田篤人のFOOTBALL TIME」に、昨シーズンまでドイツ1部シャルケでプレーしていた元日本代表DF吉田麻也が出演した。第2次森保ジャパンのスタート後、日本代表からは離れている吉田だが、「ゆっくりはできていない。日本に帰ってきたら忙しい」と、多忙を極めている現状を明かしつつ、2022-23シーズンを振り返った。
2022-23シーズンを内田氏の古巣でもあるシャルケでプレーした吉田だったが、シーズンを17位で終えてチームは2部に降格。第7節のボルシア・ドルトムント戦(0-1)から第13節のブレーメン戦(1-2)まで7連敗を喫するなど不振に喘いだクラブは、1部復帰からわずか1年で2部に逆戻りとなった。
そんな1年を振り返り、吉田は「もともと厳しいシーズンになることは覚悟の上だった。1つ目標としていたのは、ワールドカップでドイツに勝つこと。その目標のためにシャルケに行ったのでその目標を達成できた。もう1つ残留させるという大きな目標があったなかで、それを叶えられなかったのは力不足だと思う」と、総括した。
シーズン前半戦で勝ち点9の獲得にとどまった一方、後半戦は勝ち点22を積み重ねた古巣に対して、内田氏も「最後、よく盛り返したよな。最後頑張っていたんですけど、届かなかったな」と言うと、吉田も「前半戦の圧倒的ドベから考えたら、よくあそこまで競るところまでいった。でも、前半戦に勝ち点を落としすぎた。選手層が薄かったなと思います」と、降格した要因を分析した。
内田氏は「しょうがないよ。(降格)する時はするし。よく(一昨シーズン)1年で(2部から)戻ってきた」と言い、「で、シャルケ退団はもう発表されているんですね。契約が終わったから?」と質問。吉田は「契約はもともと1年プラスオプション1年。自分が25試合に出場するプラス次の年に1部残留すること」と、契約延長への条件を明かし「それができなかったということで、僕も次のチャレンジをしたいし、チームも2部で戦うなかで予算も縮小される」と語った。
(FOOTBALL ZONE編集部)