J3最終戦出場の久保建英、好機でのミスを悔やむ 「ちょっと緊張してしまった。自分らしくない」

「課題は1試合目から大きく変わっていない」

 一瞬の判断が必要なゴール前でのプレーを振り返り、ゴールできなかった悔しさを滲ませた。その一方で、前日にU-18チームの一員としてJユースカップ決勝で65分間出場。決勝ゴールもアシストした翌日のゲームという強行軍だった。

 それでも「2日連続で出場したことについては、生地(慶充)選手が昨日もフル出場していて、今日も出ているので、コンディション的には全然大丈夫でした」と、余裕のコメントを残している。

 これでJ3でのゲームは3試合目になった。バルセロナ下部組織の出身で15歳ということで注目を集めてはいるが、課題と向き合いながら経験を積んでいると話す。

「最初の試合では、自分の今がある程度分かった。次の試合では具体的な課題が見つかった。今日の試合では、1試合、2試合目に比べると、少し出来が良かったと思います。課題自体は、1試合目から大きくは変わっていない。スペースがあるところで受けて、フリーでボールを持てば、パスとか、シュートに持ち込める。それ以外では自分だけプレーしているスピードが遅かったり、フィジカル的なところの課題がある。ただ、フィジカルの部分は自分でも仕方ないと思っているので、気にしていない。できるだけ努力していきたい」

 

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