終了間際に放った左足シュートはGKにセーブされ、「GKは見ていたんですが…」

　U-16日本代表MF久保建英は、20日のJ3第30節でFC東京U-23の一員としてセレッソ大阪U-23とのゲームに出場した。後半18分からトップ下で途中出場した久保は、試合終了間際にゴールチャンスを迎えたが相手GKにセーブされ「ちょっと緊張してしまった。自分らしくないなと思いました」と悔しがった。

　久保は2-0でリードしていたゲームの後半18分から出場してトップ下に入ると、同33分に左アウトサイドでユ・インスにスルーパスを通し、同39分にはDF小川諒也のグラウンダーのクロスを左足で合わせてスタジアムを沸かせた。さらに、試合終了直前にはスルーパスに抜け出し、左足でシュートを放ったが、これは相手GKにセーブされてしまった。

　その最後のシーンについて、「自分でも、今日は（ゴールが）入りそうだなと思っていた」という久保だったが、その時のプレーをこう振り返った。

「ものすごいアシストしてもらったんですが、ちょっと緊張してしまった。自分らしくないなと思いました。最後はちょっと悔しかったです。これ以上ない形できて、GKは見ていたんですが、途中で判断を変えることができなかった。見えていたんですが、途中で何も考えられなくなってしまった。最後はアウトサイドでサイドに蹴ったんですが、読まれてしまった」