チェルシーMF、サウジ移籍破談で意味深投稿? 英紙注目「アル・ナスルをSNSで揶揄」

サウジ移籍が破談したツィエク【写真:Getty Images】
サウジ移籍が破談したツィエク【写真:Getty Images】

メディカルチェックで膝の問題を指摘され契約白紙と海外報道

 イングランド1部チェルシー所属のモロッコ代表MFハキム・ツィエクは、サウジアラビア1部への移籍が近づいていた。しかし、メディカルチェック中に膝の問題が見つかり契約は白紙に。現在はチェルシーのトレーニングに参加しているツィエクは、自身の公式SNSで意味深な投稿を披露し話題を呼んでいる。

 ツィエクは今年2月、冬の移籍市場でフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)とのレンタル移籍に合意。しかし、書類ミスなどの問題により、契約が破談に。今夏の移籍市場では、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属するサウジアラビア1部アル・ナスルへ加入が近づいていたが、メディカルチェック時に問題が起こったようだ。

 英紙「デイリー・メール」によると、メディカルチェックで膝の問題を指摘されたため、アル・ナスルとの契約が白紙になってしまったという。PSGとの交渉に加え、今年に入って2回目の“契約破談”になったツィエクは、自身の公式インスタグラムのストーリー機能(24時間で削除される動画/画像)で意味深な投稿を行っている。

 ツィエクはメディカルチェックで指摘の対象となった自身の両膝とともに、「膝の問題でしょ??」という言葉と2つの泣き笑いの絵文字を添えた1枚の写真をアップ。この投稿に対し、「デイリー・メール」紙は「チェルシーでのトレーニング後の写真を公開し、彼らの調査結果を嘲笑した」と反応している。

 記事ではさらに「アル・ナスルへの移籍は、1月のパリ・サンジェルマンへのレンタル移籍に続き、ツィエクにとって2度目の移籍失敗となった。このモロッコ人は、サウジアラビアのクラブでクリスティアーノ・ロナウドとコンビを組む予定だった」と経緯に触れ、「800万ポンド(約14億6000万円)での移籍が破談になったアル・ナスルをSNSで揶揄した」と報じている。

 2022-23シーズンはチェルシーの苦しいチーム状況のなか、ツィエクの出場は公式戦では24試合(合計プレー時間928分)にとどまった。30歳を迎えたモロッコ代表MFにとって、今回の移籍破談は今後へどのような影響をもたらすのだろうか。

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