ポチェッティーノ新監督、“BBQ”でクラブスタッフの心を掴む? チェルシー初仕事に英注目「時間を無駄にしなかった」

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】
チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督【写真:Getty Images】

クラブスタッフを集め親睦のバーベキューを開催

 イングランド1部チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が現地時間7月3日、2023-24シーズン開幕に向けて新天地での活動を開始。昨季不振を極めたチームの再建に注目が集まるなか、クラブでの“初仕事”が話題を呼んでいる。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 チェルシーは2022-23シーズン、総額6億ポンド(約1010億円)もの大型補強を敢行したものの成果につながらず、12位でリーグ戦をフィニッシュ。その間に監督交代が2度行われるなど、チームは揺れた。そうした状況からチームを立て直すべく、クラブはポチェッティーノ監督を招聘。プレミアを知る名将の手腕に期待が高まっている。

「デイリー・メール」紙は、そんなチェッティーノ監督のチェルシー“初仕事”を報道。選手の合流に先駆け、監督自らがホストとなりクラブスタッフを集めたバーベキューを開催した。

 同紙によると、ポチェッティーノ監督がスタッフに振る舞ったのは母国アルゼンチンの伝統的なバーベキューだったという。記事は食事会での監督の様子について、「新しいスタッフを知ることに一切の時間を無駄にしなかった」「(クラブに)新しい空気を取り込もうと積極的だった」と伝えている。

 さらに、記事はバーベキューに参加したスタッフによる次のコメントも紹介している。

「監督の自己紹介としてはとても良い方法でした。リラックスした雰囲気でしたね」

 来る新シーズンに向けて、まずはスタッフのハートを掴んだポチェッティーノ監督。その人心掌握術でチェルシーを再び高みへと導けるだろうか。

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