2026年開催のW杯、AFCがアジア枠「8.5」の決定方法を発表 日本は今年11月から開催の2次予選に登場予定

AFCが26年W杯の予選方式を発表【写真:Getty Images】
AFCが26年W杯の予選方式を発表【写真:Getty Images】

W杯の出場チーム数が48に拡大、アジア枠は「8.5」へ

 アジアサッカー連盟(AFC)は7月5日、2026年の北中米共催のワールドカップ(W杯)の予選方式を発表。出場チーム数が48チームに拡大されるなかで、アジア枠「8.5」の決定方法が決まった。

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 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長の肝いりで出場チーム数の増加を目指してきたW杯は、アメリカ、カナダ、メキシコで共催される26年大会に48チーム開催となることが決まった。それにともなってアジア枠も大幅拡大される。現行の4チームと大陸間プレーオフ進出の1チームによる「4.5」から、8チームのストレートインと大陸間プレーオフ1チームの「8.5」となるため、アジア予選のみで本大会を勝ち取れる枠は4チームから8チームに倍増した。

 AFCでは次回のW杯予選にアジアから45チームが参加すると発表。7月20日に発表される次回のFIFAランキングで、アジアのうち下位18チームになると、2チームずつがペアになって今年の10月に1次予選としてホーム&アウェーで試合を開催。勝利した9チームが2次予選へと進む。

 2次予選は残った36チームを4チームずつ9つのグループに分け、2023年11月から24年6月にかけてホーム&アウェーの総当たり方式のリーグ戦を実施。各組の上位2チームが3次予選へと進出する。日本はこのラウンドから登場することになる。

 3次予選では18チームを6チームずつ3グループに分けられ、各組の上位2チームずつの合計6チームがまずW杯本大会出場を決める。そして残りの2チームと大陸間プレーオフに進む1チームについては4次予選で決定するとされているが、3次予選がホーム&アウェーであるのかという点や、4次予選の方式は今回の発表で明らかにされていない。

 アジアの出場枠が拡大された中で1998年フランスW杯からの連続出場を8大会に伸ばすことを目指す日本代表は、今年11月からアジアでの失敗が許されない戦いに挑むことになる。

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