ブライトン、三笘薫の今夏移籍の可能性を英メディア分析 「ベストプレーヤーを3人も放出するとは…」
マック・アリスターはリバプール移籍が決定済
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ初挑戦となった2022-23シーズンの活躍により、欧州5大リーグビッグクラブから関心を集める存在となっている。しかし、英メディアは「ブライトンが今夏、三笘を売却することはないだろう」と改めて報じている。
ブライトンは2022-23シーズン、三笘やアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、エクアドル代表MFモイセス・カイセドらを中心に、プレミアリーグで6位(18勝8分12敗)の好成績を収め、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場の切符を手にした。
その一方で、主力のマック・アリスターは同リーグのリバプール移籍が決定。カイセドや三笘にもビッグクラブ移籍の噂が飛び交い、ロベルト・デ・ゼルビ監督は頭を悩ませている。
トッテナムの新指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー監督は、スコットランド1部セルティックを率いていた時代、日本代表FW古橋亨梧のほかに、三笘獲得を計画していたことは有名な話。トッテナムへの“引き抜き”の噂もあるなかで、英メディア「HITC」は「トッテナムは三笘薫を獲得できるか?」と取り上げている。
「我々の見解では、リバプールが今夏の移籍市場でブライトンの三笘薫を獲得できる可能性は低い。ブライトンが今夏、三笘を売却することはないだろう。もちろん、どんなサッカー選手にも金額設定があるわけだが、ブライトンがひと夏でベストプレーヤーを3人も売却するとは考えにくい。アレクシス・マック・アリスターはリバプールに移籍し、モイセス・カイセドは今夏の移籍市場でチェルシーに移籍する可能性がある。ブライトンは三笘も売却するのか? 大いに疑問だ」
初のELを戦うシーズンに備えて戦力をキープするためにも、三笘を放出する可能性は限りなく低いと現地では捉えられているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)